シュロスベアク (城山)
Scholossberg





海抜473mの丘にあるシュロスベアク(城山)、抜群の羨望です!
徒歩、ケーブル、ガラス張りのエレベーターと3種類の方法あり
是非登ってみましょー!

赤オレンジ色の瓦屋根のパノラマだーー!! 少しゆがんで見える
屋根もあるなー。バロック、ルネサンス、ゴシック、多彩な様式の
建物、教会が見える見える! 

羨望に絶好の場所は、ひとつは頂上から左手を少し下った所に
ある元火災警報場所、今は大きな大砲が陳列されています。
ココからはグラーツ旧市街の左手が一望です。もう一つは
時計塔の裏手からの眺めが絶好です。

新年のカウントダウンもこのシュロスベアクで行われます。
2000年のミレニアムのカウントダウンを体験しましたが、
興奮しました! 夜空一杯に広がる花火と、轟音と、
シャンペンを抜く音と!
時計塔(Uhrturm)
1556年に時計は嵌め込込ま
れ、仕掛けは1712年。長針は
時間を、短針は分を指してます


シュロスベアクはお城ではなくて城塞跡です。この丘には
13世紀には堅固な城砦があって、トルコからポレオンの
侵入に至るまで要塞の働きをしていました。1809年に
ナポレオンがこの要塞を破壊しようとしますが、グラーツ
市民はナポレオンに二つの嘆願をしました。

「時計塔」と「鐘楼」の二つを残して欲しいと。。

現在の時計塔は最初から時計が納まっていたのではあ
りません。当初は城砦の一つの塔だったのですが、城砦が
1556年再建された時に、初めて時計がこの塔にはめ込ま
れたのです。仕掛けは1712年来のもの。今でも時を刻み
続けています。

特筆すべきは、当初、時計は大きな針一本だけで動いて
いました。遠くからでも時計が何時を指しているのかが一目
でわかる為です。後になって短針が一本付け足され、長針
が時間を、短針が分を表すようになりました。文字盤は不朽
不滅のもの、直径5.4メートルあります。金張りの針は調整の
為取り替えられるます。


鐘楼(リースル)
1587年に建てられた「鐘楼」、中にはリースル(鐘)が入ってます。

鐘楼にはシュタイヤマークで3番目に大きな鐘が入っています。
1382年に鋳鉄されたもので、「リースル」と呼ばれています。

このリースルはトルコ軍が残していった砲弾をMarth Hilgerが
鋳鉄したもので重さ4138kgだそうです。 鐘楼は1587年に
建てられたものです。


シュロスベアクのスライドショーへどうぞ!



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