6月1日 7日目
Rovinj ロビニ
Opatija - Ucicaトンネル - Pazin - Rovinji - Pula - Labin
- Opatija |
中世そのままの港町 Rovinj(ロヴィニ) |
Opatijaを出発、Ucicaトンネルを通り抜け、Pazin経由でRovinjへ ! |
約2時間ほど。 意外と短距離ですね。 聖エウフェミア教会の尖塔が見えてきた。 港がアドリア海に突き出て、その周りには、 赤茶色い屋根の古壁建物がぎっしり 古いなーー!! ロヴィニの名前が始めて世に出たのは8世紀。 最初は小さなアドリア海に浮かぶ島でした。 当初から町の周りに城壁が張り巡らされてた。 10〜13世紀の300年間は商業が大発展、 しかし、1283年、ヴェネチア共和国に組み込まれます。 それ以後500年は、ヴェネチアの一部に。 1763年、島とイストラ半島を隔てていた海峡が埋め立てられ、 ロヴィニ島はイストラ半島の一部になります。 ロヴィニの中心は「チトー広場」 、 海に面して、そよそよ心地よい風! 息を吹き返しそうな港の広場です。 ここから旧市街に入って行く辺りは、カフェー、レストラン、 大きなマーケットで大変賑やか! 旧市街の入り口「バルビ門」を入ってゆくと、石畳の迷路が 上へ上へと続きます。バルビ門には「翼のあるライオン」と、 「バルビ家の紋章」が描かれてます。 翼のあるライオンはヴェネチアのシンボル バルビ家とは町の有力者 かってはこのバルビ門から先が城壁で囲まれた小島の町でした。 城壁には門が7つありましたが、残っているのは このバルビ門を含め3つのみ。 門をくぐると、幾筋にも横道があり、思わず足を踏み 入れてしまいそう。 両脇には可愛いお店が一杯。 時間さえあればいくらでもほっつき歩きたくなる。。 頂上まで来ると、「聖エウフミア教会」と「鐘楼」が建っています。 鐘楼の頂上には聖女エウフェミアが「シュロ」と「車輪」を持って 立っています。 よほど首をかしげて上を見ないと見えません。 聖エウフミア教会はイストラ半島で一番大きなバロック教会。 そしてこの教会を有名にしているのは聖女エウフィミア。 紀元後304年、15歳であったエウフミアはコンスタンテイノープルで 車輪で拷問され、ライオンにかみ殺されて殉教死。 その遺体が石棺につめられ聖エウフミア教会に収められてるのです。 どうして、コンスタンテイノープルからこの港町に運ばれたのか、 伝説もありますが、不思議ですね。 聖エウフェミアの遺骨がコンスタンテイノープルにあったことまでは、 史実として確認されているそうです。 港町に降りて来。疲れました。 |