ローマ遺跡の宝庫Pula プーラ 6月1日 7日目 Opatija - Ucicaトンネル - Pazin - Rovinji - Pula - Labin - Opatija |
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高さ30m、横幅は楕円形の為、132mと105m 観客収容人数は23,000人。世界ランキング弟6位です! 1階と2階部分は72の観客席(72のアーチが残存する) 3階には67席(67の四角い窓が残っている) 古代ローマ帝国は早々とこのイストラ半島にまで勢力を伸ばしていた! 競技場ばかりでなく、プーラの町はアウグストスの名前があちこちに 出てきます。 「アウグストゥス」は言うまでも無く初代ローマ皇帝の 称号です。 コロセウムは剣闘士とライオンの殺し合いなどに使われた所ですが、 5世紀の初めにはその剣闘も禁止され、以後は家畜を売買する場所 として使われるようになります。 中世になると観客席の石段がプーラの町建設の健在として使われたそう。 コロセウムは現在も、コンサート、バレエ、オペラなどの会場として使われ ているそうです。 |
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プーラの町は3000年の歴史を持っています。 様々なローマ遺跡が残っていたのにはオドロキでしたね! かっては町は城壁で囲まれ、10の門がありました。 そのうち3つの門が現存し、皆で確認しましたね。 1)2つのアーチの「双子門」 1〜2世紀築 2)ヘラクレスの頭のレリーフの「ヘラクレス門」 1世紀築 3)翼のアル女神の「セルギウス凱旋門」 紀元前27年築 古代ローマを頭に彷彿として卒倒しそうになりました! 面白い事に、ジェームズジョイス(アイルランドの作家)の ゆかりのカフェ「ウリクス」がありましたね。 ジョイスは1904年、22歳でベルリッツ語学学校の英語教師として プーラの分校に派遣され、プーラで半年過ごしたようです。 何と言っても、ローマ時代そのままの姿に驚いたのは広場の「フォーラム」 ランチタイム解散をした場所です。 広々とした広場にはカフェーが並び、 その突き当たり左側に、ローマ神殿が突然現れた! 正面に4本、脇に2本のコリント式列柱! 神殿は紀元前14年から紀元14年にかけて建てられています。 ローマの初代皇帝アウグストスの時代に立てられた為、 「アウグストゥス神殿」と呼ばれている。 もうひとつの建物、4つのロマネスク風アーチがあるロッジアは、「ダイアナ神殿」 が建てられていた跡地だそうで、1296年に建てられ、1697年に改築されました。 現在は市庁舎です。 フォーラムから歩いて2、3分の所にはプーラ大聖堂がありました。 4世紀に建てられ、14〜15世紀に修復され、更に17世紀に鐘楼が 建てられたそうです。 とにかく、目の眩むような古代歴史の宝庫でしたね! |
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